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 フィールドフローフラクショネーションシステム(FFF)は巨大粒子やポリマーなどを薄いリボン状(フローチャンネル)の空間で分離します。フローチャンネルは、液体クロマトグラフでの分離カラムに相当します。HPLCやGPCのような固定相が無いため広範囲の粒子サイズサンプルを分離分析することができます。postnovaが提供するベーシックなクロスフロー方式チャンネルは幅40mm、長さ30cm、高さ(厚み)250umで、水系や有機系の溶媒を用いてサンプルを移動させ、サンプルの拡散係数の違いとチャンネル内部の層流の差によりサンプルを分離します。

 FFFシステムに接続する検出器はRI検出器、UV検出器、光散乱検出器、etcなどあらゆるものが選択できます。1回の実験で分子サイズ、分子量、アグリゲーションに関するデータを得ることができます。

 FFFシステムにはクロスフロー方式、遠心方式、温度勾配方式、重力方式など目的物質により最適なフィールドタイプを選択することができます。

 FFFによる様々な対応アプリケーション:血球、 プロテイン、 タンパク質複合体、 リポゾーム、 エマルジョン、 ドラッグデリバリー、ウィルス、 抗体類、 粒子(1nm〜100μm)、ポリマー、 ナノ粒子、 ポリオレフィン、 顔料、 HAS、BSA、 シリカ、 多糖類、 ラテックス、 ポリマー 1k〜1012Daなど。


-Asymmetric Flow FFF System   AF2000AT

 クロスフロー方式で、画期的な独自のフォーカシングメソッドにより、サンプル導入時と分離工程時に検出器に対し圧力変化が起きないようにします。このためサンプルのバンドブロードニングが避けられ、RI検出器や差圧粘度検出器、ICP−MSなどを簡単に組み合わせることができます。オートサンプラーを組み合わせると自動化システムが構築できます。

 実用例としては、ウイルス、細胞、粒子、プロテイン、抗体、リポソーム、環境粒子、有機物、コロイド、ラテックス、ナノ粒子、ハイテク素材、ポリマー、でんぷん、塗料などがあげられます。

 フローチャンネルは用途に合わせて、水系用、有機系用とあり、メンブランもセルロース、ポリカーボネート、PES、などから選べます。またメンブランサイズも0.3〜50nmまで各種そろえています。AF2000ATではフローチャンネルを室温条件下で使用します。フローチャンネルを温度制御するAF2000MTシリーズ、高温下での分離分析を目的としたAF2000HTがあります。

 
-Themal FFF System  TF2000

 分離チャンネルの上下を温度コントロールし、温度グラディエントのフィールドを利用し、サンプルは熱拡散特性/質量の違いにより分離します。

有機溶媒専用FFFでミクロゲル、粒子を含み約1億ダルトンまで分析可能です。

 測定例として、ミクロゲル、ポリメタクリレート、ポリイソプレン、リニア多糖類、超高分子、ゴム粒子、有機溶媒中の粒子など。

 
-Sedimentation FFF System   CF2000

 水系専用で遠心力フィールドを利用し、密度/サイズにより分離します。

新しくなったCF2000はコンパクト化と高分離能化に成功し7nmから40uまでの粒子分析が可能になりました。この高分離能によりナノ粒子の品質管理に理想的です。AF2000と同様にAF2000コントローラーで制御可能になっています。また、CF2000は既存の検出器装置と簡単に接続できるよう開発されています。UV、DLS、MALS、SAXSなど。

 測定例として、カーボンブラック、エマルジョン、環境コロイド、無機ゾル、リポソーム、顔料、バクテリアなど。

 

  
-SPLITT FFF System    SF2000

 水系専用で予備の粒子分離を目的としたフィールドフローフラクショネーションシステムで、重力フィールドを利用し、質量(サイズ)/密度による分離します。

他のFFFシステムとは異なり試料の連続注入が可能で2成分の粗分離に威力を発揮します。

環境上の粒子やオーバーサイズ粒子と小型粒子の除去を目的としています。

 

 
-Hi Temp FFF System

 高温GPC条件下でFFF分離を実現したシステムです。通常の高温GPCカラムでは実現できない分離分析を可能にします。特に、分子鎖切断しやすい超高分子ポリマー、分岐ポリマーなどを低負荷で分離分析することができます。分岐ポリエチレンなどの分析に最適です。